あなたは、今の自分のままで十分満足
今の私最高!って思ってますか?
そんなパーフェクトヒューマンは、恐らくこの世に存在しないですよね?
ほとんどの方が、今よりも幸せになりたい変わりたい、または自分が幸せだとしても、もっとあなたの周りの人の幸せに貢献したいと願っているはずです。
変わりたいけど変われない・・・この様に考えてる方は少なくないんじゃないでしょうか?
でも人は変われます。
もし変われないと思ってる人が居たら、この記事を読めばアドラー心理学を通じて、少しは変われる自分に進化して、明るい未来を目指そうと思って頂けるはずです。
人は変われる
そもそも人はなぜ「変われない」と思うのでしょうか?
それは変わりたいと思っているが、簡単に変われない現実があるからです。
ただ人はマインドセットや考え方を少し変えるだけで、生まれ変わることができます。
そう、考え方を変えたその瞬間から、人は変わることができるのです。
答えから言うと過去に執着することを辞めることです。
例えば過去に勉強してこなかった自分が居て、今現在勉強しない理由を、学生時代に勉強してこなかったから、基礎の知識が無いから今更勉強しても、もう遅いなどと勝手な理由をつけて勉強しない。
アドラー心理学では、これを「原因論」といい、「過去に~があったから、私には無理だ」と過去の原因を元に今出来ない理由とすることをいいます。
そしてアドラー心理学では順番を逆に考えます。
今現在勉強するという行動ができないから、過去に勉強してこなかったという理由で、今勉強しないと自分を納得させていると考えます。
つまり勉強したくないという目的が先にあって、過去の勉強不足により今勉強できないと、過去から言い訳を持ってきてるという訳です。
もし本当にやりたい目的があるのなら、過去に勉強してこなかったことは関係無いですよね。
その目的に対する勉強を一からやればいいだけですから。
これをアドラー心理学では「目的論」と呼んでいます。
他にも学生時代に、好きな人に勇気を出して告白したら、酷い振られ方をしたので、今現在好きになってる人に告白できない場合も同じです。
これは、学生時代に告白した人とは別の人に告白するのに、今好きになっている人に振られるかどうかは、全く関係無い話ですよね。
もしかしたら、新たに告白する相手があなたに好意をもってる、または、これから好意をもってくれる可能性だってありますよね?
自分がまた振られたくないから、過去に振られたことを理由に、不安という気持ちを作り出してると考えるのです。
この様に過去に執着してるから、一歩を踏み出せないというわけです。
なので過去を軸に考えるのではなく、明るい未来を目的に行動するだけで、自ずと好転するということに繋がってきます。
トラウマなんか無い!
アドラー心理学では、トラウマを明確に否定しています。
この概念を知った時におもしろいなぁ~って瞬時に思いました。
だってトラウマの一つや二つは誰にでも必ずありますもんね。
それを明確に否定する理論なんて凄い!って素直に思いました。
アドラーはこう言っています。
「自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである」
つまり人生とは誰かや過去の経験の影響があるとしても、その影響自体が今を決定してるのではないと言っているのです。
過去が今を決めるのではなく、自分自身が選択して、自分がどう生きていくかを決めて、過去の経験に意味を与えると言っているのです。
私も上記について真剣に向き合ったことがなかったのですが、振り返るとたしかに私自身も人に迷惑かけてまくってた黒歴史がありますが、今となってはあの経験があったからこそ、今順調に会社を経営出来てると明確に思いますからね。
私がもし過去の経験をトラウマに思っていて、人に迷惑かけてたようなやつが、誰かの役に立てるはずがないと執着していたら、経営などうまく行くはずもないですからね。
私の場合はむしろ、迷惑かけて支えられてきたからこそ、今誰かのお役に立ちたい気持ちが強いとはっきり言えます。
すなわち今の行動が過去に意味を与えてると言えます。
だから暗い過去を持ってる方も、そこに捉われるのではなく、その経験があったからこそ、その痛みも辛さもわかるはずです。
なので悲観的になって一歩を踏み出さないのではなく、一歩を踏み出したあなたにしか出来ない何かが見えてくるはずですので、誰かの役に立つために勇気を振り絞り、過去の意味を頑張って変えてみてください!
まとめ
このアドラー心理学を非常にわかりやすく書かれた本で、大変面白い本なので紹介しておきますね。
人は自分のための欲望を満たすことで幸せを掴むことはできません。
欲望はブラックホールみたいなもので終わりがありません。
人は誰かの役に立つことで幸せになることができます。
そう、他社貢献することで幸せを感じられるのです。
なので、自分の過去に捉われて動かないよりも、自分の過去を肯定するように今を一生懸命行動すれば、あなたの未来が明るくならないわけがありません。
一人一人がこの気持ちで生きることが出来たら、世の中も今より楽しめる世の中になるでしょうね。
あなたの未来が、今日より明日が明るく楽しい未来になってほしいと願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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