あなたはドラゴンボールの精神と時の部屋をご存じでしょうか?
ドラゴンボールユーザーからすれば、既にご存知かと思いますが、知らない人のために軽く説明しますね。
漫画ドラゴンボールに登場する異空間で、神の神殿の中にあり、真っ白で何も無い世界で、時間の流れが外界とは異なり、外界での1日がこの部屋の中では1年となるのです。
精神と時の部屋(365日)=通常の世界(1日)なのです。
しかも空気が薄く地上の4分の1で、重力は地球の10倍、広さは地球と同じくらい気温も50℃~マイナス40℃まで変化とかなり過酷な状況なのです。
つまりここで2日も練習すると、地上で生活してる人との差は365日×2-2=728日の差がつく超素晴らしい部屋なのです。
ただ条件が過酷過ぎだし、それは漫画の世界だからって思いますよね?
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本当にそうですかね?
ドラゴンボールの話の中では、この精神と時の部屋には一生のうち二日間しか入ることができないのですが、これを現実世界に応用できないかと考えた私なりの結果を書いてみたいと思います。
因みに世間では、この精神と時の部屋について、スピードが逆だとか逆じゃないとか、時間軸が逆だとか、相対性理論がうんぬんと議論が起きてるようですが、今回は論点はそこではないのでご安心ください。
リアル世界での精神と時の部屋

<出典ドラゴンボール>
まあ、上記の様な何もない空間なんですが、私も中学生くらいだったかな?この辺のストーリーは、当然他の人より時間を多く使えたらいいなぁって、普通に子供ながら思ってました。
そして大人になり、しかも結構最近で数年前かな?実際にこれをリアルの世界で使えないかって、真剣に思ったのは、答えから言うと5分でも良いので、何らかの事象を何でも良いので、集中して5分本気で取り組むことをするのと、5分適当にやってみるんです。
「なんだそんなことかよー」って思ったあなた、本当にだらだらやってる時って無いですか?
自分の行動を振り返ってみてください。
例えば、たかがハミガキでもいいんです。
命を懸けてハミガキするんです(笑)(こんなワード出す人いないよなと思いながらも)ちょっと強くいいすぎかなw頭おかしいと思われそうだけど、身近な人は大体そう思ってるから進めますね!
でも、冗談抜きで本気で真剣にハミガキに向き合うと、いつもより少し早く終わるか、いつもより丁寧に磨けます。
感の良いあなたは、何が言いたいかもうわかりますよね?
一つの物事に対する意識の度合いを変えるんです。
皆さんも物事を行う際に必ず妥協してるはずです。
「このぐらいでいいかな?」「これぐらいにしておこう」などと、もちろんそれでも全然OKです。
だけど、自分に圧をかけて成功してる人は、この妥協する線が違うんです。
そして、その早く終わった時間を、また自分の成長のために使ったり、誰かのために使ったりするのです。
この1日の起きてる時間の使い方全てに、これを使うと1年後には人と人は、とんでもない差がでます。
もちろん成功している人は、この時間の使い方が必ず上手なはずです。
一流のスポーツ選手は、わかりやすいですよね。
でも、「私は一流のスポーツ選手じゃないからねぇ」じゃなくて、あなたの目標をいち早く達成するためには、これを使わない手はないんです。
次の章で例に出してもっと詳しく説明していきますね。
意識の向け方の具体例

<出典ドラゴンボール>
私はよく当社(工事会社)で従業員によく、バックホウ(重機)の操作を教える時にこれを使って教えます。
初めてだとバックホウ(重機)のレバーが右手4方向、左手4方向の両手で8方向に動かせるのですが、経験が浅いと結構難しいんですよね。
これを同時に3方向動かしたりして操作するんですが、このバックホウ(重機)を練習するのに意識の向け方をいつも教えます。
1時間適当に練習した人と、1時間集中して練習した人では、当たり前ですが全く成果が違うのです。
もっと言うと、この習慣を持ってる人と操作できることに満足してる人とでは、1年後2年後に大きな差となり誰が見ても一目瞭然の結果になってしまいます。
この手法は当たり前ですが、バックホウ(重機)の操作に限らず、全ての事象に応用が利くのです。
バックホウ(重機)の操作の例えで申し訳なかったですが、これは食事だろうが、掃除だろうが、各々の仕事でも、家事でも全てに応用が利くのです。
この目の前の事象全てに、この意識を高めれるようになると、自分の使える時間に大きく影響するんです。
そして、この習慣を1年、5年、10年と続けると、もうその差は計り知れません。
精神と時の部屋では、二日しか使えませんが、これを日々使えば、あなたの使える時間は意識すると意識しないでは、大きく未来が変わるでしょう。
一つ一つの物事に本気で取り組み、その事象をただ本気で取り組むのではなく、何を意識して行動するかが大事です。
意識することはエネルギーを使いますが、これを習慣化することにより、段々とエネルギーを消費する量が減っていきます。
最初のあなたの「めんどくさい」「辛いから嫌だ」「楽な方がいい」この感情をかき消すのにエネルギーを消費するのです。
でも、これを繰り返してると、どんどん自分を肯定できるようになり、自信に満ち溢れてきます。
誰かのために役に立つためには、まず自分を満たさないと中々人の役には立てません。
そうですよね?目の前のことにいっぱいいっぱいになってやってる人は、中々誰かのためにアクションを起こせませんよね?
なので、あなたもこの習慣を手にいれて、自分の有限の時間を大量に増やしてください!
感情のコントロール
「意識向けるのはわかったけどさ疲れちゃうよね?そんなに集中して物事をこなしたら」って思う人がいるはずです。
ここで注意しなければいけないのは、集中したり本気で物事を取り組む時には、力を必要以上に使ったり、感情を必要以上に入れてやらないことが大事です。
もちろん「頑張るぞー!」って思うことは大事ですが、意気込んでやるとエネルギーを消費してしまうので、なるべく感情を使わないで、最小限の労力で最大限の仕事をするんです。
どうやったら無駄な力が入らないか、どうやったら体力や感情を消費しないで、タスクを消化することができるかを意識するのです。
その目の前のあなたが行ってる作業に、その肩に入った力、その意気込んだ感情、本当に必要ですか?無いと達成できないですか?
例えば車の運転だとわかりやすいので説明しますね。
ただ座ってアクセルとブレーキを踏み、ハンドルを回す動作、これって普通に考えて疲れる動作ですかね?疲れないですよね。
では、なんで車の運転は疲れるのでしょうか?と考えたときに、感情でエネルギーを消費してるからなんですよ。
渋滞のイライラや、他の車と接触しないように気を付ける。
スピードを出すと怖い。
他の車の影響を受ける。
等で感情を動かしてるから疲れるのです。
私は先日、埼玉から3日間で1,500km車で一人で走り、近畿地方を一周して神社参りをしてきましたが、休憩はトイレと寝る以外は一切無しです。
でも帰ってきても一切疲れを感じませんでした。
だからといって緊張するなというわけでもないんですが、何事も経験を積めば、ぶつからないように運転するのに、緊張する必要が無くなるんです。
普通に白線の内側の真ん中を走り、前の車にぶつからないようにするだけなので、そこに感情等を使う必要が無いのです。
なので、あなたも自分の感情を上手くコントロールできるように、日々意識してみて下さい。
まとめ
ここで、私の好きなこの本(羽賀ヒカル氏の著書)の中に、北極老人という方の私の大好きな言葉が、書いてありますので少しご紹介しますね。
十年一日のごとく生きてはならない
光速よりも疾く輪廻を駆け抜けて、一日一生のごとく生きなさい
一年間で、365回、生まれ変わりなさい
私の解釈は、目の前の事象を適当にやっていると、10年たってもまるで1日しか立ってないような成長してない生き方はしてはならない
光の速さよりも速く転生を繰り返すように、一日の中身を自分の一生と変わらないような凄く中身の濃い一日を生きなさい。
そして、毎日生まれ変わりなさい。
上記は、あくまで私の解釈なのですが、これだけの言葉を言える人が世の中にどれだけの数いるのでしょうか?
私には言葉を借りないと、とても言える言葉ではありません。
私も自分なりに頑張ってはいますが、この言葉を聞いた時に井の中の蛙だなと思いました。
なので、みなさんも上記に記したように、精神と時の部屋をうまく現実世界で使いこなし、一日の生き方を昨日よりも中身の濃い一日を過ごしてみたらいかがでしょうか?
うまく感情や力の入れ加減をコントロールすることが出来ると、疲れるというより充実感に満ちてきます。
私はこれを意識し始めてから夜寝てる時に、目が覚めることがほとんど無くなりました。
もちろん目覚めもスッキリしています。
つまり自分なりだとしても、一生のごとく一日を過ごすと、睡眠の質も上がるという効果もありました。
なので、疲れることを恐れず、一日の中身を濃くするだけで、あなたの未来は確実に変わります。
適当にだらだらしてた、あなたとはもうおさらばです。
この精神と時の部屋の感覚を日々使うように、大事に1日を過ごしてみてください。
あなたの未来が変わることを強く信じています。(祈)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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